仏前結婚式ってどうやるの? いくらくらいかかるの?といったご質問にこのページではお答えしていきます。
まず、教会式や人前式と仏前式の結婚式大きく違うところは、新郎新婦が結婚を誓うだけでなく結婚することを仏さまとご先祖さまに報告する、という形で行われることにあります。
仏前式での「結婚」は、新郎と新婦が出会ったこと・結婚にいたったことをお互いの縁を考えることが基本となっており、この「縁」を親や親族を含めたご先祖さまに感謝することでお互いの縁を大切にする心を持ち続けよう、という考えで結婚式を行います。
では、簡単に仏前結婚式の流れをご説明します。(打ち合わせの中で、変更したり何か加えることも可能です。)
新郎新婦は、どのような衣装をお召しになる場合でも、早めにお寺まで来ていただきます。
特に和装の場合は着付けに多くの時間が必要ですので、着付け担当と打ち合わせの上、事前に時間を決め準備していただきます。
午前中の式の場合は、付近のホテルや旅館にご宿泊されることをお勧めします。
※リハーサルは前日までに行います。
新郎新婦の着付けの時間を見て、両家ご親族にお集まりいただきます。
両家のご親族の方で和装をされる場合はそれまでの時間を考えておくことも大切です。
ご友人をお招きし、式へ参列していただくことも可能です。ただし、会場の都合上、両家親族あわせて最大40名までとさせていただきます。
また、開式にあたり両家の代表者よりご親族のご紹介をいただきます。
読経ののち式長(結婚式を取り仕切る僧侶。住職)が、本堂におわします仏さまにお二人の結婚を報告します。
続いて、念珠の授与や指輪の交換などを行います。
新郎新婦による誓いの詞をお二人で読み上げていただきます。
お二人が結ばれた縁、これまでの様々な縁に感謝し、これからの人生を感謝しながら生きることを誓う大切な言葉です。
定形のものもありますが、お二人で文面を考えていただくことも可能です。その際は、見本として文例をお渡しします。
本堂での誓いを修めますと、式長より正婚允可証が授与されます。
正婚允可証とはいわゆる結婚証明証のようなものですが、正式な結婚之儀成立を認める認可証とお考えください。したがって、一般的な証明書よりも意義のあるものとなります。
神前結婚式における三々九度にあたる夫婦誓いの盃を交わします。
その後、式長・新郎新婦・両家親族が堅めの盃を交わします。
以上が仏前結婚式の大まかな流れとなります。
親族固めの盃のあと、ご両親へのプレゼントを渡すなど可能な限りご要望にお応えしますので、ともにこのめでたき日をつくっていきましょう。
最後に、記念写真を撮影します。天候によっては屋外での撮影も可能です。
仏前結婚式諸費用 | |
130,000円〜 | 本堂の御宝前の供物類一式・正婚允可証(せいこんいんかしょう)・誓いの詞(ちかいのことば)・式次第(しきしだい)(人数分)・さくら茶(人数分)・山門前看板・ウェルカムボード・夫婦念珠 ※和装などの衣装にこだわらず、ご先祖さまへの報告におもきをおいた式も可能です。 左記の金額はあくまで一般的な式を挙げた場合の目安(これより安くなる場合もあります)であり、ケースによって異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。 |
※衣装レンタル、着付け、メイク、写真やビデオの撮影(最後の記念撮影は除く)は各自ご依頼ください。
※新郎新婦だけの少人数からもお受け出来ますので、お気軽にご相談ください。